東和アークス吉見水上発電所

全国有数のため池が点在する埼玉県の比企地区で、地元である当社は吉見町・和名沼で水上太陽光発電所を平成28年3月から開設いたしました。
所有者である吉見町様と、維持管理をされている水利組合様へ、水利組合の皆様が苦労をされていた提体の維持業務（年間2回の草刈り）を当社が代行して行うことと、地域の皆様がご不便に感じていたゴミ収集所を新たな場所に設置させていただくことの、２つのご提案をさせていただきました。
２つのご提案をご了承いただき、吉見町様と湖面貸与の契約を締結いたしました。

東和アークス吉見水上発電所

システム

本システムは安全性を第一に考えた、韓国水資源公社（k-water社）が韓国の大型ダムにて採用しているフロート上の架台を設置し水上に浮かべる、「水上架台式システム」を採用しております。

水上架台式システムの特徴

モジュール設置角度の選択が可能: 地上と同等に設置角度が可能。（5度以上から）
メンテナンスの容易化: システムが水上でも安定している為、地上と同等の作業が可能。
高水深・水位変化が大きくても対応可能な係留方式: 水深が深く、水位変化が大きなダム・調整池でも対応可能。

システム概要

名称	東和アークス吉見水上発電所
場所	埼玉県比企郡吉見町
容量	401kw LS産電製水上専用モジュール　310w×1,296枚
様式	架台式
事業期間	2016年3月31日～2036年3月30日（予定）
使用面積	4,021平方メートル（水上・陸上部含む　吉見町との賃借面積）
年間予測発電量	491,376kwh　一般家庭約130軒分