水上太陽光発電システムの特徴
「安全性を第一」に考えた東和アークスの水上太陽光発電システム
本システムは「水深90m・水位差20m以上・計測最大風速45m」という過酷な条件下にある、韓国・慶尚南道「ハプチョンダム」で2012年から設置されたモデルを改良し、バージョンアップさせたシステムです。近年、度々襲ってきている大型台風による強風・水位の異常上昇などの突発的な天災にも問題なく対応しうる設計をしております。
システムの組み立て
池の上に浮かぶ、1,296枚のパネル。年間予測発電量は約490,000kwhで一般家庭約130軒/年間の消費量にあたります。
1. フロート(20個)の上に耐食性の高い鋼材を固定します。
2. 縦・横それぞれに鋼材を固定し、1ユニットを形成します。
3. 地上と同じように、パネルを固定する架台を設置します。
4. パネルを取り付けます。今回は1ユニットが36枚のシステムです。
5. 作業台からローラーの補助で池の上に浮かべます。
6. 完成したユニットは池の上で連結します。
メンテナンス重視
水上に浮くユニットの安定性が高く、メンテナンス通路も確立されているため、パネルの破損やPCSの異常などといった早期対応が望まれる場合も素早く修理を行うことが出来ます。
配線ルートとして使用しているフロートです。
点検や故障対応の時は歩行用通路として使用できます。